2018.08.22.11:49.327

シャンプーだけでサラサラに仕上がる?ミネラル配合「ミネランスシャンプー」

「ミネランスシャンプー」成分解析

今回紹介するのは、シャンプー1本で髪がサラサラに仕上がるという「ミネランスシャンプー」。

頭皮のニオイ対策にもおすすめとして雑誌に掲載されるなど、男女問わず人気となっているようですが、配合されている成分はニオイ対策やサラサラ髪に良い効果を発揮してくれるのでしょうか。

早速「ミネランスシャンプー」の詳しい成分を解析してみましょう。



ミネランスシャンプー成分解析


成分評価表

高い洗浄力で頭皮や髪の汚れと皮脂を除去。皮脂のニオイ対策には有効だが頭皮の乾燥などが気になる可能性も。サラサラ髪効果には刺激性が気になる吸着性の高いコンディショニング成分を使用。

洗浄力の高い「スルホン酸」ベースで汚れを根こそぎ除去


まず最初は「ミネランスシャンプー」の洗浄成分から見てみましょう。

洗浄成分のメインとなるのは「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」。

硫酸系洗浄成分と同等の洗浄力があるとされている成分で、敏感肌や乾燥肌の人にとっては刺激となる成分。

毛髪や頭皮の皮脂汚れや、整髪料などをしっかりと落とすことができるので、頭皮をスッキリと洗い上げるにはとても効果的。

ただ、刺激性も伴う洗浄成分のため、使い続けることで頭皮の痒みや乾燥といった症状を引き起こす可能性も。

どちらかというと男性向けの洗浄成分と言えます。

そして2番目に多く配合されているのが「コカミドプロピルベタイン」。

こちらは超低刺激&低洗浄力な成分で、赤ちゃん用シャンプーの主成分としても使われています。

メインの「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」の洗浄力や刺激性を抑える効果が期待できます。

その後に続くのが「ラウラミドDEA」「ココイル加水分解コラーゲンK」などの洗浄成分。

「ラウラミドDEA」は、泡立ちを良く、または泡持ちを良くしてくれる成分で、シャンプーでは一般的な組み合わせ。

そしてもう一つの「「ココイル加水分解コラーゲンK」は、良質なアミノ酸洗浄成分。

コラーゲンをベースとして生成されている洗浄成分のため、髪と頭皮の両方に保湿効果が期待でき、優しく洗い上げてくれます。

原価も高く、高級シャンプーにしか配合されていない優れた成分です。

洗浄力と刺激性が高く脂性肌の人向けな印象

「ミネランスシャンプー」の洗浄成分を見る限り、女性よりも皮脂の多い男性向けといった印象を受けます。

また、冒頭でも述べた「頭皮のニオイ対策におすすめ」といった部分では、頭皮の汚れを落とし切れていなかった人にとっては一定の効果が期待できそうですが、同時に頭皮への刺激や乾燥といったリスクも存在するので、1週間に1〜2回程度使うのはいいですが、毎日使い続けるのはおすすめしません。

洗浄成分の組み合わせだけを見るなら、ドラッグストアなどで市販されている安価なシャンプーと大きく違わない気もしますね。

サラサラ感の演出にはカチオン成分


「ミネランスシャンプー」は、「シャンプーだけで髪をサラサラに仕上げる」としていますが、その効果を演出しているのがカチオン成分「クオタニウム-33」。

カチオン成分というのは、毛髪や頭皮に吸着する性質を持つ成分のことで、髪に対しては効果的に吸着するため良い効果を演出してくれますが、頭皮に対しては残存性が高くなるため"刺激"となる可能性が高い成分です。

そのため、もし「ミネランスシャンプー」を使っていて頭皮に痒みや炎症が見られた場合は、洗浄成分の他にこの「クオタニウム-33」という成分が原因の可能性があります。

肌トラブルを引き起こしたことの無い人なら良いですが、自身が敏感肌であることを認識している場合は避けた方が無難な成分です。

松エキスの効果とは?


「ミネランスシャンプー」の販売サイトを見ていると「松エキスで頭皮を綺麗さっぱり」といった記載がみられますが、詳しい説明がされていないので少しだけ解説。

そのそも"松エキス"として配合されている成分は、「トール油」「トール酸」「トール酸K」の3種類。

「トール油」は、一般的に滑り止めとして利用されているオイルで、シャンプーに配合されている理由は全くの不明。保湿効果などはほとんど期待できません。

2つ目の「トール酸」、3つ目の「トール酸K」は松エキスから抽出できる洗浄成分。

分子サイズがとても細かいため、毛穴の奥にまで入り込み汚れを除去することができます。

その反面、汚れを根こそぎ落としてしまうため、軋みやゴワツキが気になる可能性もあります。

ニオイ対策には有効と言えますが、やはり使い続けるのはおすすめできません。

松木エキス自体が悪いわけではありませんが、そこまで効果を強調できる成分のようには思えませんね。

1度のシャンプーで汚れを落とすクレンジングシャンプーとして使うならおすすめ


「ミネランスシャンプー」の成分を詳しく解析してみましたがいかがだったでしょうか。

配合されている成分を見る限り、「毎日使うオールインワンシャンプー」といったポジションではなく「週1回のクレンジグンシャンプー」といった成分バランスの印象。

解析中にも説明しましたが、洗浄力が高すぎると頭皮の皮脂がどんどん失われるため、洗浄力の高いシャンプーは"たまに使う"のがベスト。

たまにであれば、蓄積した皮脂や整髪料などの汚れを一定間隔で除去できるため、頭皮や髪にも良く効果が期待でき、頭皮への刺激も最小限に抑えることができます。

もし自分が「ミネランスシャンプー」を使うなら週1回程度に留めておきますね。

ただ、価格が非常に高いので同じ金額払うならまだまだ他にもおすすめできるシャンプーはいくらでもあります。

当サイト一押しのシャンプーをご覧になりたい方は下記記事をご覧ください。
■ シャンプーおすすめランキング 総合力編



商品名ミネランスシャンプー
メーカー香栄化学株式会社
内容量500ml
タイプノンシリコン
成分水、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、BG、コカミドプロピルベタイン、ラウラミドDEA、クオタニウム-33、DPG、ココイル加水分解コラーゲンK、トール油、トール酸、トール酸K(松エキス)、ラウリルグルコシド、カプリロイルグリシン、ポリクオタニウム-10、エチドロン酸、ラベンダー油、フェノキシエタノール、カプリン酸グリセリル、ラウリン酸ポリグリセリル-2、ラウリン酸ポリグリセリル-10


 
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