2018.06.27.14:48.322

日本初上陸のビオシャンプー?「ハーバルエッセンス ビオリニュー モロッカンオイルシャンプー」

ハーバルエッセンス ビオリニュー成分解析

今回は、2018年5月に発売されたハーバルエッセンスシリーズ最新となる「ハーバルエッセンス ビオリニュー モロッカンオイルシャンプー」を紹介したいと思います。

「ハーバルエッセンス」の販売元が大手マーケティング会社の「P&G」。

「P&G」と言えば、「H&Sシャンプー」や「パンテーン」などの刺激と洗浄力の強いシャンプーを数多く販売しています。

個人的には「P&G」から発売されているシャンプーはあまり良い印象がありませんが、今回は「ビオシャンプー」ということもあるため多少は期待しています。

さて、そんな期待に応えられる成分構成となっているのでしょうか。

早速、「ハーバルエッセンス ビオリニュー モロッカンオイルシャンプー」の成分を解析してみましょう。


ハーバルエッセンス ビオリニューモロッカンオイルシャンプー成分解析


成分評価表

W硫酸成分で髪ととうひの汚れを根こそぎ除去する刺激性&洗浄力の非常に高いシャンプー。「ビオ」のイメージからはかけ離れた刺激性があるため誰にもおすすめできない。

2種類の硫酸系洗浄成分がパサパサ髪に導く


まず最初は「ハーバルエッセンス ビオリニューモロッカンオイルシャンプー」の洗浄成分から見てみましょう。

メインとなるのは、分子サイズの小さく刺激性の高い「ラウリル硫酸Na」。

泡立ちが非常に良く、10〜20年くらい前までは頻繁に使われていた成分ですが、頭皮への刺激性や、髪をパサパサにしてしまうタンパク質変性作用などにより少しずつ使われなくなってきた成分です。

現在販売されている市販シャンプーでも見かけることが少なくなりました。

はっきり言って悪い成分です。

そして、2番目に多く配合されているのが「ラウレス硫酸Na」。

こちらも硫酸系成分ということで刺激性がありますが、メイン成分の「ラウリル硫酸Na」よりは分子サイズが大きいため、刺激性は緩和されています。

とはいえ、高刺激性、高洗浄力といった部分では変わりなく、避けるべき成分の一つです。

現在でも市販シャンプーの一部で使われていますが、昔に比べるとだいぶ少なくなってきています。

その後に続くのが「コカミドプロピルベタイン」と「コカミドMEA」。

一つ目の「コカミドプロピルベタイン」は、超低刺激な洗浄成分ということもあり硫酸系洗浄成分の刺激緩和目的で配合されている成分で、保湿力も備えています。

ただ、今回のような配合バランスの場合、硫酸系洗浄成分の比率がかなり高くなっているため、刺激緩和効果も低めだと思われます。

二つ目の「コカミドMEA」は、泡のキメを細かくするなどの効果を持つ洗浄補助成分。

洗浄力を下げる、刺激緩和といった効果が若干ですが期待できます。

髪と頭皮にダメージが蓄積する可能性があるシャンプー

「ハーバルエッセンス ビオリニュー モロッカンオイルシャンプー」に配合されている洗浄成分を見る限り、敏感肌、乾燥肌、普通肌の人はまず避けた方が良いです。

「脂性肌の人で肌が強い」といった人であれば、問題無く使うことが出来る可能性もありますが、タンパク質変性作用によって毛髪に対してダメージが蓄積する可能性もあるため、個人的には全くおすすめしません。

また、最初はよくても使い続けることで頭皮にトラブルを発症する可能性もあるので、使わない方が無難です。

「H&S」や「パンテーン」と大きな違いはありませんね。

髪の質感改善効果は「シリコン」


「モロッカンオイルシャンプー」は、リペアタイプと記載されているところを見る限り「ダメージ補修向けシャンプー」といった位置づけだと思われます。

肝心のダメージ補修成分については、配合成分を見る限り「ジメチコン(シリコン)」や「ポリクオタニウム−6(吸着性の高いコーティング成分)」といったところでしょうか。

このへんの成分バランスに関しても、10〜20年前に良く見かけた成分バランスといった印象です。

シリコンが配合されているので、洗髪直後の軋みは緩和されているかもしれませんが、髪へのダメージは確実に蓄積しています。

もし、シャンプーを乗り換えた途端に髪質が悪くなる場合は、「硫酸系洗浄成分+シリコン」によって髪のダメージが蓄積しているにも関わらず、ダメージが隠されている証拠とも言えるので注意してください。

この成分でダメージ補修とか考えられませんね。

ともかく洗浄力が欲しい方におすすめのシャンプー


「ハーバルエッセンス ビオリニュー モロッカンオイルシャンプー」の成分を解析してみましたがいかがだったでしょうか。

当サイトではできる限りメリット、デメリットをピックアップするようにしていますが、久しぶりに良いところをみつけられないシャンプーと出会いました。

しかも、「ビオシャンプー」という名称を使っているため、一見、刺激性の少ない優しい成分が使われているようなイメージを与え、ギャップのあり過ぎる仕上がりとなっています。

「シャンプーはともかく洗浄力と泡立ちがあればいい!」といった方にはおすすめできますが、それ以外の方には全くおすすめできませんね。

大きな影響力のある会社なだけに、髪や頭皮に良いシャンプーを販売してくれると良いのですが。



商品名ハーバルエッセンス ビオリニュー モロッカンオイルシャンプー
メーカーP&G
内容量400ml
タイプシリコン配合
成分水、ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Na、コカミドプロピルベタイン、ジステアリン酸グリコール、ジメチコン、香料、コカミドMEA、安息香酸Na、塩化Na、クエン酸、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、EDTA−4Na、ポリクオタニウム−6、ヒスチジン、HCl、BG、アロエベラ液汁、アルガニアスピノサ核油、変性アルコール、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン、エクロニアラジアタエキス、キシレンスルホン酸Na、クエン酸Na


 
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