2017.11.22.15:41.279

資生堂で人気のサロン向けシャンプー「アクアインテンシブ シャンプー」

アクアインテンシブ シャンプーの成分解析

今回は、サロン向けに発売され人気となっている資生堂プロフェッショナルの人気シャンプー「アクアインテンシブ シャンプー」の成分を解析してみたいと思います。

資生堂独自技術「アクアミミックテクノロジー」で髪のパサつきを改善してくれるシャンプーとして発売されていますが、本当にそういった効果が実感できるのでしょうか。

早速、成分を詳しく見てみましょう。


「資生堂プロフェッショナル アクアインテンシブ シャンプー」の成分解析


成分解析表

硫酸系洗浄成分で髪の汚れを根こそぎ除去。一度で髪を綺麗にするといった意味ではサロン向けだが刺激性が高い。毛髪に対しての効果も低め。

高い洗浄力なので乾燥肌&敏感肌の人は要注意


まずは洗浄成分から。

「アクアインテンシブ シャンプー」のベースとなるのが、刺激が強いことで知られる「ラウレス硫酸Na」。

高い洗浄力があるため、美容室のような「1度で髪の汚れを除去したい時」には有効な成分ですが、家庭で毎日使うには刺激が強すぎるため、頭皮の乾燥が気になる人や、敏感肌で刺激に弱い人が使う場合は注意が必要です。

そして、その次に多く配合されているのが「ラウレス硫酸Na」と相性の良い「コカミドプロピルベタイン」。

こちらは逆に超低刺激&低洗浄力な成分となっているため、「ラウレス硫酸Na」の刺激性を緩和してくれる効果があります。

ひと昔前にドラッグストアなどで販売されていたシャンプーに似た成分バランスです。

そして最後3つ目に配合されているのが、皮脂をしっかりと除去する働きのある「ラウリルグリコール酢酸Na」。

高級アルコール系に分類される洗浄成分のため、やや刺激性があります。

また、皮脂をしっかりと除去することができるため、脂性肌の人には向いている成分ですが、乾燥肌の人には全く向いていない成分と言えます。


3種類のバランスを見る限り、かなり高い洗浄力を持っているため、洗髪後の髪はさっぱりと軽い仕上がりが特徴。

ただ、人によっては軋みを感じることもあるため、長期の使用で髪の乾燥が気になってくる可能性も。

逆に、髪に蓄積したポリマー(コーティング成分)も除去することができるため、軽い仕上がりを求める人はおすすめできます。

とはいえ、刺激性があることには変わり無いため、長期的に使用する場合は注意してください。

毛髪のダメージ補修力は低い


「アクアインテンシブ シャンプー」は、"毛髪に潤いをプラスするシャンプー"として発売されていますが、成分を見る限り毛髪のダメージ補修力はほとんどありません。

「アルギニン」や「アラニン」といったダメージ補修成分も配合されていますが、配合量や種類が少ないため効果は実感しにくいと思われます。

それら欠点を補うといった意味で配合されているのが、毛髪コンディショニング成分「グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド」。

「グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド」は、毛髪の軋みや質感を向上させる効果のある成分で、「カチオン化」することで髪への吸着性を高めています。

そのため、シャンプーという短い時間でも髪へ効率よく吸着し、高い洗浄力で洗髪した後でも、軋みの少ない髪へと仕上げます。

昔で言うところの「シリコン」のような役割を持っている成分ですが、シリコンのように蓄積することは少ないので安心して使うことができます。

とはいえ、毛髪を根本から補修してくれる成分ではないので、一時しのぎと思っておいた方が無難です。

資生堂の独自成分で頭皮保護&髪質改善


最後に解析するのが、資生堂製品に多く含まれている特徴的な成分。

1つ目は「チオタウリン」と呼ばれる抗酸化物質。

資生堂と相互薬工との共同開発によって造られた成分で、頭皮に存在する"皮脂"の酸化を防ぐ効果があります。

頭皮では無く"皮脂"というのがポイントで、頭皮に存在する"皮脂"の酸化を防ぐことで、頭皮環境の荒れやニオイの原因を防ぐことができ、頭皮環境を改善してくれる効果があります。

脂性肌の人にとっては非常に嬉しい成分と言えますが、非常に洗浄力の高い「アクアインテンシブ シャンプー」では効果を感じることが少なそうな印象です。

2つ目は「オノニスエキス」と呼ばれる植物成分。

漢方としても使われることのある成分で、血行促進や抗炎症作用などがあります。

それら効果の中でも注目なのが「キューティクルを強くする効果」。

「オノニスエキス」は毛根細胞の中でもキューティクルに関係する遺伝子に働きかける効果があるとされ、新しく生えてくる髪のキューティクルが強くなると言われています。

現在の髪が強くなるわけではありませんが、使い続けることで髪が強くなる可能性があります。

ただ、洗浄成分のクオリティが低いので、使い続けることで先に頭皮の荒れが気になってくるような気が・・・。

とても良い成分なだけに残念ですね。

髪をさっぱり軽く仕上げたい人におすすめのシャンプー


「アクアインテンシブ シャンプー」の成分を解析してみましたがいかがだったでしょうか。

"サロン向け"という響きから品質の良い成分が配合されていることを期待した人もいるかと思いますが、サロン向けが必ずクオリティが高いわけではありません。

特に今回紹介した「アクアインテンシブ シャンプー」のように、1000円前後で購入できるサロン向けシャンプーでは、洗浄成分がおざなりになる可能性が高くなっています。

というよりも、逆にサロンだからこそ「硫酸系シャンプー」で髪の汚れを1度で落とすことで「あたかも髪が軽くなった」かのように見せることができるのだと思います。

毎日使う家庭向けシャンプーではありませんが、たまに髪を軽くしたい時に使うのはありなのかもしれません。

口コミなどでも好んで使う人もいるようなので、興味のある人は是非チェックしてみてください。



商品名アクアインテンシブ シャンプー
メーカー資生堂
内容量250/1000ml
タイプノンシリコン
成分水、ラウレス硫酸Na、コカミドプロピルベタイン、ラウリン酸PEG-2、ラウリルグリコール酢酸Na、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、アルギニン、塩化Na、ポリクオタニウム-11、グリチルリチン酸2K、チオタウリン、ローヤルゼリーエキス、オノニスエキス、渇藻エキス、紅藻エキス、シソ葉エキス、緑藻エキス、硫酸Na、ソルビトール、DPG、ココイルメチルタウリンタウリンNa、クエン酸、クエン酸Na、EDTA-2Na、サリチル酸、PPG-70グリセリル、BG、アラニン、エタノール、フェノキシエタノール、安息香酸Na、香料


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
NEWアイテム情報
目的別シャンプーおすすめランキング
シャンプーおすすめランキング 「ボリュームアップ編」