2017.11.01.09:00.273

女性らしいかわいいボトルの軟毛向けシャンプー「ミルボン ジェミールフランシャンプー ハート」

「ミルボン ジェミールフランシャンプー ハート」の成分解析

今回は、美容専門メーカーとして人気の高い"MILBON / ミルボン"から発売されている「ジェミールフランシャンプー ハート」の成分を解析したいと思います。

「ジェミールフランシャンプー」は、「ダイヤ」と「ハート」の2種類展開となっており、今回紹介する「ハート」は軟毛用として発売されているため仕上りは"ふんわり"。

女性らしい可愛いボトルとベリー系の香りが人気となっており、多くの女性を虜にしています。

ヘアケア専門メーカーということで「さすがミルボン」といったところですが、気になるのは成分バランス。

軟毛向けシャンプーとのことですが、成分的にはどうなっているのか詳しく解析してみましょう。


「ミルボン ジェミールフランシャンプー ハート」の成分解析


成分評価表

飛びぬけて良いわけでは無いが、髪に対しては一定の保湿・補修効果が期待できるシャンプー。軟毛用としての効果は不明。頭皮に対しての効果は薄い。

安っぽい印象が残る洗浄成分だがドラッグストアシャンプーの平均よりは上


まず最初は洗浄成分から見てみましょう。

使われている洗浄成分は全部で6種類。現在発売されているシャンプーの中でも洗浄成分の種類は多め。

ただ、メインとなる「コカミドプロピルベタイン」と、2番目に多く配合されている「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」は、比較的ポピュラーな成分。

「コカミドプロピルベタイン」は、低刺激、低洗浄が特徴的な洗浄成分に対し、「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」が、高刺激、高洗浄という性質を持つ成分。

実際に配合されいる配合量のバランスにもよりますが、「コカミドプロピルベタイン」がメインとなっているため洗浄力はやや低め。

口コミにも「夏場に使用すると髪がペタっとする」といった意見が多く、洗浄力の低さが伺えます。

その後に続く洗浄成分が、アミノ酸洗浄成分の「ココイルメチルタウリンNa」。

適度な洗浄力とコンディショニング効果が魅力の成分で、シャンプーとしては理想的な洗浄成分の一つです。

そして4番目に配合されているのが、起泡性アップや、泡の維持などを得意とする洗浄補助成分「コカミドメチルMEA」。

配合量の順番から考えると、シャンプーの泡は"ふんわり軽いタイプ"ですね。

その後に続くのが、酸性石鹸系に分類される「ラウレス-11酢酸Na」。

さっぱりとした洗浄力があるため、メインで使用した場合は「脂性肌」人向けの成分と言えます。

ただ、配合順から推測すると"低洗浄な重めな仕上り"となっているバランスを、"さっぱり軽めな仕上がり"よりにするために配合されている印象です。

こちらは低刺激&高洗浄なので、安心できる成分です。

そして、最後の6番目に配合されているのが「ココイル加水分解コラーゲンK」。

今回の「ジェミールフランシャンプー」の「ダイヤ」と「ハート」の成分の違いの一つにも挙げられる洗浄成分で、コラーゲン由来の高級洗浄成分となっています。

洗浄成分として配合されていますが、実際はほとんど洗浄力が無く、髪の保湿やコンディショニング効果のために配合されいる成分です。

保湿やダメージ補修を重視するシャンプーに配合されることが多く、髪をまとまりやすい状態へと導いてくれます。

ただ、「ジェミールフランシャンプー ハート」に配合されている量は少なめとなっているため、保湿効果は低め。

軟毛向けとして発売しているため、重くなり過ぎないのを狙っているのかもしれません。

"重すぎず軽すぎず"洗い上げるバランス

6種類の洗浄成分を組み合わせた時のバランスは「重すぎず軽すぎず」といった印象ですね。

ただ、メインと2番目に多く配合されている成分が安価な成分のため、やや安っぽく感じます。

脂性肌の人には向いていませんが、乾燥肌〜普通肌の人では問題無く使用できるのではないでしょうか。

次世代ケラチン「CMADK」で髪のダメージを補修


「ミルボン ジェミールフランシャンプー」シリーズの最大の特徴は、「CMADK」と呼ばれる毛髪補修成分。

「CMADK」は、「カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン(羊毛)」とボトルの裏には記載されている成分で、従来のケラチンよりも"髪にダメージ部分へ留まる力が強い"毛髪ダメージ補修成分です。

ダメージ部分から流れ出す、髪内部を構成するケラチンの流出を抑えることができるので、髪にハリ・コシが失われるのを防ぎます。

また、一緒に配合されている「加水分解ヒアルロン酸」で髪内部を保湿しつつ、「CMADK」で蓋をすることで髪のボリューム感を高めています。

「CMADK」は、ミルボンから発売されているアウトバストリートメントなどでも採用されており、ダメージ毛に対しては良い効果が期待できるため、中々おすすめの成分ですね。

また、「CMADK」は通常のケラチンよりも髪のゴワツキが少なく仕上がりため、サラサラ髪を求める人にもおすすめの成分となっています。

抗炎症成分配合で頭皮の痒みを抑える


「ジェミールフランシャンプー ハート」には、"植物エキス"や"植物オイル"といった成分はほとんど配合されていませんが、唯一、頭皮に良い効果のある成分が「グリチルリチン酸2K」と「サクシニルグリチルレチン酸2Na」。

「グリチルリチン酸2K」は、有効成分として有名な抗炎症成分で漢方薬としても知られる"甘草"から採取することができます。

高い抗炎症作用があるため、頭皮の"痒み"や"赤み"といった症状を緩和してくれます。

そしてもう一つの「サクシニルグリチルレチン酸2Na」も、先ほど同様"甘草"から採取することができる成分で、こちらは「グリチルリチン酸」を分解した後に生成される水溶性成分となります。

水に溶けやすい性質を持つため、多くの化粧品で使われており、効果は「グリチルリチン酸2K」と同じ「抗炎症作用」を持ちますが、水溶性ということでシャンプーにはあまり向いていなそうな印象を受けます。

頭皮環境に対して効果のある成分は少ないため、毛髪の仕上がり重視の人におすすめのシャンプーとなっています。


可愛いボトル&サラサラ髪を求める人におすすめのシャンプー


「ミルボン ジェミールフランシャンプー ハート」の成分を詳しく解析してみましたがいかがだったでしょうか。

髪に対して良い成分もそこそこに配合されている印象でしたが、洗浄成分のクオリティの低さが残念な印象でした。

ドラッグストアで販売されている市販シャンプーよりは"髪にいい効果が期待できるシャンプー"ですが、本体容量と価格のバランスを考えるとコストパフォーマンスは低いように感じます。

髪の仕上がりよりも"ボトルデザイン"や"香り"を重視する人には良いのかもしれません。

決して悪いシャンプーと言うわけでは無いので、興味を持っている人は是非使ってみてください。



商品名ジェミールフランシャンプー ハート
メーカーミルボン
内容量200ml
タイプノンシリコン
成分水、コカミドプロピルベタイン、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、ココイルメチルタウリンNa、コカミドメチルMEA、ラウレス-11酢酸Na、加水分解ヒアルロン酸、カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン(羊毛)、ココイル加水分解コラーゲンK、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-52、ラウリルベタイン、ラウレス-16、グリチルリチン酸2K、サクシニルグリチルレチン酸2Na、乳酸Na、クエン酸、グリセリン、BG、水酸化Na、AMP、EDTA-2Na、安息香酸Na、フェノキシエタノール、香料


 
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