2017.12.12.14:48.269

ケラチンで髪のダメージを補修?「シュワルツコフ ビオロジーリペアシャンプー」



今回は、「シュワルツコフ ビオロジーアクアシャンプー」に引き続き「ビオロジーシリーズ」のダメージ補修用ライン「ビオロジーリペアシャンプー」の成分を解析してみたいと思います。

「リペアライン」ということでダメージ補修力に期待値が高まりますが、「アクアシャンプー」と比較してどのくらい違いがあるのでしょうか。

早速、詳しい成分を見てみましょう。


「シュワルツコフ ビオロジーリペアシャンプー」の成分解析


成分評価表

硫酸ベースで髪にダメージを与える可能性が。ケラチンなどのダメージ補修成分は配合されているがベースのクオリティが低いため効果は低め。

リペアなのに硫酸系洗浄成分を使用


最初は洗浄成分から見てみましょう。

「シュワルツコフ ビオロジーリペアシャンプー」に配合されている洗浄成分は全2種類とシンプル。

その2つの中でもっとも多く含まれているのが「ラウレス硫酸Na」。

もうすでにご存じの方も多いと思いますが、刺激や洗浄力が高い成分としても知られています。

メリットとしては「高い洗浄力で整髪料などをしっかりと落とす」、「脂性肌の人でもさっぱりと洗い上げること」などが挙げられますが、"頭皮に対しての刺激"や"タンパク質変性作用"などを考えるとお世辞にもおすすめできる成分とは言えません。

特に、敏感肌や乾燥肌の人にとっては頭皮トラブルの原因となることもあるので、使用するのは控えた方が無難です。

そして、2番目に多く配合されているのが超低刺激な洗浄成分「ココアンホジ酢酸2Na」。

刺激緩和目的に配合されることが多い「ベタイン系洗浄成分」よりも低刺激とされる成分で、目などの粘膜に入っても刺激をほとんど感じることはありません。

ベビー用シャンプーなどにも使われるなど、敏感肌の人にとってもおすすめ成分と言えます。

先ほど解説した「ラウレス硫酸Na」の刺激を緩和してくれる効果を持ちますが、刺激が完璧に無くなるわけではなくあくまで"緩和"。

また、タンパク質の変性作用は変わらないため、髪に対しても良い影響を与えてくれるとは言えません。

ダメージ補修系シャンプーとは思えない洗浄成分となっています。

ちなみに、同シリーズ「シュワルツコフ ビオロジーアクアシャンプー」に使われている洗浄成分は「コカミドプロピルベタイン&ココイルイセチオン酸Na」。

全体的な洗浄力は低めですが、低刺激で優しい洗い上がりとなっています。

洗浄成分のクオリティの高さで比べるなら圧倒的に「ビオロジー アクアシャンプー」の方がおすすめですね。

髪のダメージはケラチン&シリコンで改善


「シュワルツコフ ビオロジーリペアシャンプー」は、同シリーズの中でも髪のダメージを補修するため"ダメージケアシャンプー"として発売されているため、毛髪補修成分がいくつか配合されています。

その中でも注目したい1つ目の成分が、髪と同じタンパク質でできてきる「ケラチン」。

「ビオロジーリペアシャンプー」には、「ココジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン」と「加水分解ケラチン(羊毛)」の2種類のケラチンが配合されているのですが、高い効果を発揮してくれるのは前者の「ココジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン」。

この成分は「加水分解ケラチン(羊毛)」の吸着性を高めるためにカチオン化した成分で、髪のダメージを効率よく補修してくれます。

毛髪にケラチンを補給することで、"髪ツヤアップ"や"柔軟性アップ"といった効果が期待できます。

そして2つ目に注目するのが、最近では見かけることが少なくなってきたシリコン成分「PEG‐12ジメチコン」。

昔は、硫酸系シャンプーには必ず配合されていた成分で、1度のシャンプーで髪をサラサラに仕上げる効果があります。

逆に言うと、シリコンを配合してしまえばギシギシの髪でサラサラにすることができるので、安価な洗浄成分のクオリティの低さを隠すためにも使われてきました。

今回も同様のことがで、リペアシャンプーという名称で売られている製品なので、シリコン配合だということを知らない人であれば髪のダメージが補修されたように感じられます。

ただそれは一時的なモノで、使い続けることで髪が重くなったり、ベタつきが感じられるようになる可能性が高いです。

また、ケラチンの配合量も非常に少なくなっているため、効果のほどは未知数。

髪のダメージ補修というよりは、髪の表面をコーティングすることで質感をアップさせるシャンプーといった印象です。

一時的なケアとしては良いかもしれませんが、長期的な使用は髪のダメージを促進させるかもしれません。

さっぱりと洗いつつ質感を求める人向けシャンプー


「シュワルツコフ ビオロジーリペアシャンプー」の成分を詳しく解析してみましたがいかがだったでしょうか。

硫酸系をベースにしている時点で「おすすめできるシャンプーです」とは口が裂けても言えませんが、ごくたまに使う程度であれば問題無いと思います。(敏感肌の人はNGです)

毛髪のダメージを補修するわけではありませんが、シリコン配合されているため一時的な髪質改善には効果的だと言えます。

シリコン自体は体に悪いモノではありませんが、使い続けることで髪の表面に蓄積するため、ベタつきがボリュームダウンの原因になることもあります。

個人的にはシリコン配合シャンプーはあまりおすすめしてません。

ただ、シリコン自体は使うタイミングによって髪質を一時的に良くすることもできるので、ここ一番といったシーンではおすすめです。

とはいえ、硫酸系洗浄成分によって髪のタンパク質がダメージを受けてしまうので、継続的な使用は避けるようにしましょう。

同ブランドで選ぶなら「シュワルツコフ ビオロジーアクアシャンプー」の方が俄然おすすめですね。

ただ、脂性肌の人には洗浄力が弱すぎるといったデメリットもあるので、自身の頭皮に合わせて選んでください。



商品名シュワルツコフ ビオロジーリペアシャンプー
メーカーシュワルツコフ
内容量250ml
タイプシリコン配合
成分水、ラウレス硫酸Na、ココアンホジ酢酸2Na、ヤシ油脂肪酸PEG‐7グリセリル、塩化Na、クエン酸、PEG‐12ジメチコン、ジステアリン酸グリコール、安息香酸Na、ポリクオタニウム‐10、ラウレス‐2、ラウレス‐4、水添ヒマシ油、PG、コカミドプロピルベタイン、パンテノール、オレイン酸PEG‐55PG、酸化チタン、サーマスサーモフィルス培養物、グリセリン、水酸化Na、アンズ核油、ココジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解コムギタンパク、カラフトコンブエキス、加水分解ケラチン(羊毛)、PEG‐40水添ヒマシ油、キイチゴ果汁、クランベリー果汁、ザクロ果汁、トリデセス‐9、ペンチレングリコール、ダマスクバラ花油、ニオイテンジクアオイエキス、ビサボロール、香料


 
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