2017.10.23.09:00.266

シンプルな成分バランスで人気の市販シャンプー「ピュアナチュラル シャンプーL」

「ピュアナチュラル シャンプーL」の成分解析

今回は、ドラッグストアなどでよく見かけるナチュラルシャンプー「ピュアナチュラル シャンプーL」の成分を解析したいと思います。

ナチュラル系のシンプルなデザインが特徴的で、無添加シャンプーを探したことがある人なら1度は使ったことがあるのではないでしょうか。

また、価格も非常にリーズナブルに販売されているため、ドラッグストアでは思わず購入してしまいそうですね。

では早速、「ピュアナチュラル シャンプーL」に配合されている成分を詳しく解析してみたいと思います。


「ピュアナチュラル シャンプーL」の成分解析


成分評価表

刺激性は低く仕上がっているが洗浄成分のバランスは微妙。ダメージ毛に対しての効果は低いため健康毛向け。保存料にやや刺激のある成分が含まれている。

洗浄補助成分がメインのため髪の質感が低下しやすい


まず最初に洗浄成分から見てみましょう。

メインの洗浄成分となるのが「コカミドDEA」と呼ばれる洗浄補助成分。

洗浄補助成分がもっとも多く配合されることは珍しく、その他のシャンプーではあまり見かけることがない成分構成です。

「コカミドDEA」とは、泡立ちを良くしたり、泡の弾力性を高めたりする成分で、洗浄力と刺激性はとても低い成分。
そのため、通常はメインの洗浄成分の泡立ちを補うために配合される成分なのですが、「ピュアナチュラル シャンプーL」では、なぜか「コカミドDEA」がメインで使用されています。

刺激性が高いわけではないため大きな問題があるわけではありませんが、デメリットとして挙げられるのが「髪の質感低下」。

配合量が多くなることで泡の粒子が小さくなり、髪内部にまで入り込んでしまうことが原因で"髪質低下"を引き起こしている可能性があります。

髪にとってはあまり良いとは言えない成分ですね。

そして、2番目に多く配合されているのが「ココイルグルタミン酸K」。

アミノ酸洗浄成分の中では高い洗浄力を持つ成分で、さっぱりとした洗い上がりが特徴。
「コカミドDEA」の洗浄力の低さを補うように配合されています。

その後に続くのが、低刺激な「ラウリルベタイン」と、アミノ酸洗浄成分の「ココイルグルタミン酸Na」。

「ラウリルベタイン」は低刺激&低洗浄な成分で"高い保湿力"があるため、髪と頭皮の両方を保湿することができます。

そして、もう一つの「ココイルグルタミン酸Na」は、適度な洗浄力とコンディショニング効果があるため、髪のダメージに対して効果を発揮してくれます。

と、洗浄成分は主に以上の4種類になるのですが、バランスを見る限り"洗浄力は低め"。

乾燥肌の人にとっては「問題無い」と言っても良いかもしれませんが、脂性肌の人が使用する場合は2度洗いは必須だと思います。

使用し始めて"ベタつき"や"痒み"が出た場合は、洗浄力不足の可能性もあるので、洗浄力の高いシャンプーと併用した方が無難かもしれません。

オイル系保湿成分で髪と頭皮のコンディショニング効果を付与


「ピュアナチュラル シャンプーL」には、毛髪のダメージ補修に効果的な成分は配合されていませんが、「ホホバエステル」や「ヒマワリ油」といったコンディショニング効果のあるオイルが配合されています。

これらオイルの効果によってある程度、洗髪後の"軋み"や"絡まり"が改善されている印象。

その他にも、安全性の高いポリマー「ポリクオタニウム-10」を最小限配合することで、ナチュラル感を追求したシャンプーとなっています。

石鹸シャンプーのようなギシギシな質感にはなりにくく造られています。

保存料はやや刺激性があるので注意が必要


「ピュアナチュラル シャンプーL」は、ナチュラルシャンプーとして販売されているため、あえて触れておきたいのが"保存料"。

「フェノキシエタノール」と「PG」の2種類が保存料として使用されているのですが、気になるのは「PG」。

「PG」は、"保湿成分"などと記載されて化粧品などには配合されていることが多いですが、主な役割は"抗菌・保存"。

また、「PG」と一緒に配合されている成分を肌へ浸透させる効果があるとされています。

そのため、敏感肌の人や、配合されている成分と相性の悪い人が使用すると肌への負担となる可能性があるので注意が必要です。

ただし、シャンプーには必ず保存料が配合されており、「PG」自体も配合量は少なければ大きく問題となる成分ではありません。

が、ナチュラルシャンプーとするなら「PG」は避けてほしい成分でしたね。

「絶対避けてほしい成分」というわけではありませんが、敏感肌の人は避けた方が無難だと思います。

可も不可もない無添加シャンプー


「ピュアナチュラル シャンプーL」の成分を詳しく解析してみましたがいかがだったでしょうか。

個人的には「可も不可もないシャンプー」という、とても微妙な印象のシャンプーに感じました。

特筆して悪いところがあるわけではありませんが、特におすすめする理由も見つかりません。

ただ、近所のドラッグストアで気軽に購入できる市販シャンプーのため、刺激性の強いシャンプーと比較すると、良質だと言えます。

「頭皮湿疹が治った」という口コミもいくつか見受けられるため、人によっては効果があるのかもしれませんが、洗浄不足で頭皮湿疹になる可能性もあるので、使用する際は、頭皮の状態を確認しながら無理せず使ってみてください。



商品名ピュアナチュラル シャンプーL
販売会社株式会社ビューティーエクスペリエンス
内容量300ml
タイプノンシリコン
成分水、コカミドDEA、ココイルグルタミン酸K、ラウリルベタイン、ココイルグルタミン酸Na、クエン酸、ベタイン、ヒマワリ油、ホホバエステル、ローマカミツレエキス、マロニエエキス、セージエキス、グリセリン、デシルグルコシド、カプリル酸グリセリル、ポリクオタニウム-10、塩化Na、ローズマリー油、ラベンダー油、BG、PG、フェノキシエタノール


 
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